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- 愛犬の食事と栄養
愛犬との生活に役立つ情報をご紹介。
愛犬が毎日元気に過ごすためには、第一に必要栄養素を含んだ良質のドッグフードが不可欠です。ここでは、愛犬の食生活について『知っておくべき情報』をご紹介します。
昔は人間の食べ残しをペットや家畜に与える事が一般的とされていましたが、犬の塩分・糖分の摂取は人間の1日摂取量の約1/3程度と言われています。人間の食べ物を与えてしまうと塩分過剰により心臓や腎臓に負担をかけてしまいます。また、甘味を感じない猫と違い犬は甘味のある食べ物を好むため、与えすぎによる肥満にも注意が必要です。
犬に必要な栄養成分 | |||||
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タンパク質 | 脂肪 | 炭水化物 | ビタミン | ミネラル | 水分 |
愛犬に与えてはいけない食材
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ネギ類(タマネギ、ニラ、ニンニク)
アリルプロピルジスルファイドという成分が赤血球を破壊し、貧血などを引き起こす。
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キシリトール
インスリンが過剰に分泌され、肝機能障害や低血糖発作、嘔吐を引き起こす。
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鶏の骨
縦にとがった状態で割れやすいため、のどや消化器官を傷つける可能性がある。
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ブドウ
腎臓機能を低下させ中毒症状をもたらす。
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牛乳
乳糖を分解する酵素が体内に充分ないため下痢やおう吐を引き起こす可能性がある。
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チョコレート
カカオに含まれるテオブロミンという成分が、中枢神経を刺激する。最悪の場合は死亡する可能性もある。
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ミネラルウォーター
極端にミネラル分が高い硬水は下痢やおう吐を引き起こす可能性があるため、基本的には水道水を与えて下さい。
注)万が一、食べさせてしまった場合や不安な場合は獣医に相談して下さい。
いつも同じ状況で食事をさせるのが大事
- (1)同じ食器を使う。
- 同じ食器を使えば、与える量もわかり易く、食べ残しなどの変化にも気付く。
- (2)同じ場所&時間に与える。
- しつけのためにも落ち着いて食事できる場所を確保する。また、習慣化させるためにも時間を決めて食事を与え、ある一定の時間が経ったら片付ける。正しい食習慣が身につきます。
- (3)同じ食事を与える。
- 主食用フードは一度決めたら、成長段階または体調不良がない限り、同じフードを与える。毎日、色々な種類のフードを替えてあげると常に新しい味を要求するようになり、偏食の原因になります。